「恋愛テクニックはいらない」と「お金はいらない」は同じ意味

「恋愛テクニックっていらないんじゃない?やっぱ俺は誠実さだと思うんだけどな…」

おそらく、ありのままの自分でぶつかるべきという正義感の強い男性は恋愛テクニックに対して疑問を抱いたことがあると思います。

実は、恋愛テクニックはお金と一緒であった方がいいものです。

一番の問題は、思考が停止してしまっていることです。

実際、恋愛テクニックを知らないばっかりに、「そんなタイミングで告白したら100%失敗するよ」というタイミングで飛び込んでいく勇敢な戦士たちもいます。

もし、あなたが恋愛テクニックはいらないと断言するなら、それでいいと思います。

しかし、恋愛テクニックがあった方がいいかもと思っているなら、このまま読み進めて下さい。

そうすれば、恋愛テクニックの本質が見えるようになります。

そして、恋愛テクニックの使い方を正しく理解し、あなた自身の彼女作りにも役立てられると思います。

この記事でわかること

・恋愛テクニックがいらないと言われる理由

・恋愛テクニックの間違った理解

・恋愛テクニックもお金も使い方

恋愛テクニックがいらないと言われる理由

恋愛テクニックがいらないと言われるのは、木の幹の話じゃなく、枝の話だからです。

その男性自身の心構えや信念が幹で、恋愛テクニックは枝です。

例えば、健康で言うと規則正しい生活リズムや十分な睡眠、食事が幹の部分です。

サプリメントなどはその補助となる部分です。

加齢によって、体内で生成されなくなったものを補うとか、何かがたりないから取るものです。

恋愛テクニックがいらないと言っている人たちは、「補助機能であるテクニックばっかり追ってないで、もっと大事なこと身につけた方がいいよ」ということを言っているのです。

恋愛テクニックは必殺技ではないから

なぜ恋愛テクニックばかり追いかけてしまう人たちがいるのか?

これはインターネットの特性上、仕方のない事なのかもしれません。

全てのブログは検索する人に見られてナンボです。

見られてないサイト=存在しないサイトと一緒ですからね。

そうなると、どうしてもキャッチーなタイトルで目を引いてクリックしてもらいたい。

そこで、テクニックなど読み手にウケる情報の方が、より本質的な話より読まれるわけですよ。

「モテるために、毎日コツコツ自分の魅力を磨いて総合力を高めましょう。」という情報より、「女性が思わず心を開いてしまう会話テクニック7選」とかのお手軽簡単情報の方が読みたいわけですよ。

恋愛に悩む多くの男性にとって、恋愛テクニックって必殺技に見えるわけです。

人間は楽したい生き物です。

正直、新しく技術を習得するのはしんどい…。

「恋愛上手になるために、恋愛テクニックを身につけたい」と思いスタートして何回か上手くいかないことがあると、

「やっぱ恋愛テクニックなんていらないんじゃね?」みたいに疑いが出てくる。

そうして、挫折しかけた頃に、「恋愛テクニックはいらない」と断言してくれると救われた気持ちになります。

僕が恋愛テクニックがいらない人と思っているのが、次のような人たちです。

・超絶イケメンとかハイスペックで友達からバンバン紹介してもらえる

・年収が高くて、マッチングアプリに登録すれば女性から「いいね」されまくる

お金がいらない人に置き換えると、

・養ってくれる女性(親)がいて、お金を稼がなくてもやっていける男性

・生活保護でも劣等感を持たず、かつその支給額の範囲内でも楽しく暮らせる男性

お金がなくても困らない人は、あえてお金を稼ぐ必要はないのと同じように、女性に困ってない人にとっては、恋愛テクニックも不要になります。

しかし、お金があれば解決できる問題があるように、恋愛テクニックがあれば解決する問題もあると思いませんか?

もちろん一番大事なのは、その人の人柄や人格などの根本の部分です。

しかし、良い人なのに好きになれないと言われるのもまた事実なんです。

長期的に「人格」という幹の部分を育てつつ、恋愛テクニックを使うことで、自分の中身を知ってもらうきっかけを作りやすくする。

そんな使い方でいいのかなと思います。

勘違いされている恋愛テクニック

ここからは、間違った使われ方をしている恋愛テクニックを紹介します。

マメな男になる

「マメな男がモテる」という情報を真に受けて、LINEを毎日送って嫌われる。

あると思います。

ここで、本当に大事なのは女性との距離感です。

こちらに好意を持ってくれていれば、毎日送れば喜んでくれるでしょう。

でも、もし嫌悪感を持たれていたり、かなりどうでもいい部類の人だったら?

「もう彼氏ヅラしてんの?ウザッ」

「毎日毎日…。マジ重い….」

これから上手くいく可能性もあったのに、全ての可能性を潰す最悪な行動になってしまうんです。

伺わずに誘う

「土曜の昼、カフェ行こうよ。」

「来週友達と一緒に、BBQするんだけど、○○ちゃんも来なよ!」

男らしくていいっすね~。

え?ホントに?

一歩間違うと、空気読めねえ一方的に自分の都合を押しつけてくる男になるけど、いいの?

相手の都合とか気持ち無視っすか?

女性をリードするってのを勘違いすると、ヤバい。

リードするってのは、提案して自由に選ばせるってことだと思うのだが….。

基本「俺は一緒に行きたいと思ってるけど、嫌ならいいよ」というスタンスが良いと思う。

他には、むやみに誘うんじゃなく、

・会話のどこかで行きたいと言っていたか?

・今の食いつき具合はどうなのか?

っていう観察が大事なんだな。

「土曜の昼、カフェ行こうよ。なんか予定あるなら無理にとは言わないけど」

「来週友達と一緒に、BBQするんだ。○○ちゃん、最近引きこもってばかりでどっか行きたいってさっき」

誘うベストなタイミングは、関連する話題になった時です。

カフェの話⇒今度行かない?

休日の過ごし方の話⇒BBQ来ない?

とりあえず笑わせればいい

すべらない話は男ウケする話題です。

女性にすべらない話をしても、表面的には笑ってくれるけど仲良くはなれません。

面白い人で終わるだけです。

女性と仲良くなりたいなら、女性を主役にして話を進めないといけません。

テレビの構図で言えば、自分は司会者。

相手の女性はゲスト。

司会者の役割は、ゲストの良いところを引き出すことです。

自分が主役になって面白い話をして笑わすことではありません。

さんまさんは、ゲストを面白く見せた上で、さらに上に笑いをかぶせてくるので、主役に見えがちです。

真似るなら、モテると言われている芸人でMCをやっている人をマネた方がいいです。

ロンブーの敦さんやパンサーの向井さん、ナイナイ矢部さんなどです。

彼らに共通するのは、ツッコミだという事です。

ツッコミはボケを面白く見せる引き立て役です。

彼ら自身が何か特別面白いことを言って笑いを取っているわけではありません。

デートでの立ち回りも、男性の役割はボケて主役になることではなく、女性の話を引き出して気持ちいい空間を作ることです。

ディスればいい

恋愛工学や一部の恋愛教材では、女性をディスろうみたいなことを言っています。

言っていることの本質は、女性の感情を動かそうということで間違ってないと思うんです。

しかし、ディスろうと言われるとホントにただのムカつく野郎になって、ただ女性の気分を害しているだけという男性もいるみたいです。

ネット上に、「女性ライターの方が恋愛工学生に会ってきた」みたいな企画がありました。

「○○さん、男性に本気で口説かれた事ないんじゃないですか?」と、超失礼なことを言われてて、その場は仕事だからと取材を最後まで終えた後、内心ブチ切れてながらそそくさと帰ってました。

恋愛テクニックもお金も使い方次第です。

お金は全くないより、あった方が良いと思います。

恋愛テクニックもお金も、欲しいものを手に入れるための道具です。

使い方次第でプラスにもマイナスにもなるんです。

お金はあれば、使うor使わないという選択肢がありますが、無ければ使えないんです。

僕は恋愛テクニックが無かった(知らなかった)時は、恋愛に関してはダメダメでしたが、恋愛テクニックを多少身につけたことで、かなり余裕が持てるようになりました

恋愛テクニックが無いってのは、借金0ではなく、借金を背負っている状態なのかなとも思います。

まとめ

・恋愛テクニックがいらないと言われる理由は、恋愛テクニックが一発逆転の必殺技のように誤解されているから

・恋愛テクニックは間違った理解で使うと、嫌われるだけ

・恋愛テクニックもお金も使い方、ないよりはあった方がいい

恋愛テクニックはお金や運転技術と同じで、無いよりはあった方が良いもの。

いらないとバッサリ切り捨てるのも、それに頼りすぎるのも間違っています。

つまり、持っておいて必要なところで出し入れできるのが、理想的な使い方だという理解でいいんじゃないでしょうか。

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